(日曜日)読書感想文 JUST KEEP BUYING(ジャストキープバインド)ニック・マジューリ②
例えば現在最低限の生活費はいくらくらいかAIに尋ねてみたところ、約15万円だそうです。では、毎年2.8%のインフレ率で30年後の生活費がどうなっているかというと、なんと約45万円にもなります。
現在の月45万円とは、税引き前のお給料が月約60万円で、ボーナスも考えると年収は約800万円くらいになります。現在の日本の平均年収が約460万円らしいので、どれだけ余裕がある暮らしができるでしょうか。
これが30年後には最低限必要な生活費になると考えると恐ろしいことです。また、老後2000万円問題というワードを耳にしますが、30年後には6000万円必要ということになります。
さらに、恐ろしいのが年収約460万円の手取り約25万円として、月4万円投資信託に入れて、全世界の株式に投資する投資信託を参考に年利6%で運用できたとしても30年後には約4000万円。
逆に、6000万円にするには月6万円投資しないと、最低限の生活ができません。手取り約25万円の人は最低限の生活より10万円分の余裕がある状態なので、30年後には生活水準を下げなければいけなくなります。
もちろん、年齢と共に給料にも変化があるでしょうし、実際どれくらいインフレするかはわかりません。
ただ、未来がどう転ぶかわからないので、今のうちに投資できるだけ投資して未来に備えていた方がいいのではないかと、危機感を覚えました。
これだけの絶望を突きつけておいて、さらに絶望に追い込まれたのは「人生の前半は思い描いているほど輝かしいものではない」という事実です。
どういうことかというと、5年前に思い描いていた今の自分とは悪い意味で全く違うらしいのです。
未来の自分は今よりちゃんとした大人になっていて、心も穏やかで成長して、楽しい人生を歩めているはず!が、実際は全くそんなことない。
就職する20歳あたりからどんどん思い描いた未来と現実の差が開いていき…